2017年11月25日 鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)で火山性地震が30回以上観測されました。
口永良部島について、過去の新岳での噴火などを調べてみました。
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口永良部島の火山性地震データ
口永良部島(くちのえらぶじま)では、噴火警戒レベル3が継続されており、火山性地震も続いている状況です。
気象台によれば、11/20~の観測で火山性地震の発生は10回前後だったのが、11/25には30回を超えたとのこと。
ただし、火山性微動も観測されておらず、気象台では「通常の活動の範囲内」としているとのことです。
気象台からは、「火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続」と発表されており、
「新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください」などと、引き続き警戒を呼び掛けている状況です。
口永良部島の新岳では、2015年に噴火が起きています。そのときの状況について、噴火の様子を映した映像動画などをまとめました。
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口永良部島・新岳 噴火の映像動画
噴火の映像動画
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この動画は、2015年に爆発的噴火が発生し、火砕流も発生したときの映像です。
新岳の画像
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いかにも火山の火口という感じで、荒々しい様子が分かります。
余談ですが、口永良部島の住所は、「鹿児島県熊毛郡屋久島町口永良部島」で、屋久島町なのですね。
また、口永良部島は活火山があるだけあって、温泉もあります。
その一つの様子がこちら。
湯向温泉の画像
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いい感じのお湯、温泉ですね!
まとめ
2017年11月25日現在では、口永良部島では噴火警戒レベルが3となっています。
噴火警戒レベルが3(入山規制)の内容は下記の通りです。
予報警報:火口周辺情報
対象範囲:火口から居住地地域近くまで
火山活動の状況:居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす (この範囲に入った場合は生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。
住民等の行動および登山者・入山者等への対応:住民は通常の生活。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。登山禁止や入山規制等危険な地域への立ち入り規制等。
しかし、口永良部島は海、山の自然豊かな場所であり、温泉もある素敵な場所と聞いています。
屋久島まで10キロ余りと遠くない場所にありますので、屋久島への観光もよいですね。
早く火山活動が落ち着き、安心して口永良部島観光ができるようになればと思います。
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